現代のアインシュタインとも言われる天才宇宙物理学者のホーキング博士。
11月6日、ポルトガルのリスボンで開催のWeb Summitにホーキング博士が参加し、AIが人類に与える脅威についてこう語りました。
「AIは人類にとって最悪、もしくは最良の結果をもたらす可能性がある」と。
AIやロボットは既に人間から仕事を奪い始めていますが、同時に社会を前向きな方向に変える力を秘めているというのが博士の見解。
「ただし、偶然に任せていては良い結果は得られない。AIが人間社会に役立つものにするためには、やらねばならない事が数多くある」とホーキング博士は主張しています。
巷では〈AIにとられない仕事を・・〉そういった考えが蔓延している現代。
危機を感じるのではなく、AIを正しく理解し、共生への道へと向かっていく流れが重要なのではないでしょうか?
また、「我々は今、新たな時代の入り口に立っている。科学やテクノロジーに関わる人たちは、新たな覚悟を持って仕事にとりかかり、人類全体にとっての幸福を考えていく必要がある」とホーキング博士は述べました。
AIと助け合い、共生する世の中はすぐそこなのかもしれません。