アマゾンとスターバックスが独自の仮想通貨の発行やブロックチェーンを事業に取り入れる姿勢を示しています。
先日、楽天が「楽天コイン」を設立することをお伝えしましたが、今後企業が仮想通貨を発行していく流れが広がっていくかもしれません。
本日は気になるアマゾンとスターバックスの仮想通貨発行についてお伝えしていきます。
スターバックス、仮想通貨発行を示唆
アメリカ・スターバックスはアプリにブロックチェーンを導入する計画を発表しました。さらにアプリ用の独自通貨を作る可能性を示唆しています。
同社会長を務めるハワード・シュルツ会長はアメリカでのインタビューに対し「スターバックスの事業前進にブロックチェーンは必要だ」と回答しており、キャッシュレス店舗の設置やアプリで使用できる独自の仮想通貨を開発する可能性があると語りました。
アマゾンでも仮想通貨発行へ
同じくアマゾンでも、仮想通貨やブロックチェーンへの取り組みが始まっているようです。
アメリカLendEDU社の世論調査によると、1000人のうち半数がアマゾンの仮想通貨を使用すると回答したことが分かっています。
また、49.6%はアマゾンの銀行口座があったら使うと回答し、44.5%が主要口座にすると回答しています。アマゾンに自己資金管理を任せられるかという問いに対しては、61%が銀行と同等かそれ以上にアマゾンを信頼しているとも回答しており、アマゾンへの信頼はかなり厚いようです。
仮想通貨の未来
先月末、ドイツでは「仮想通貨を使って支払いをした場合は課税しない方針」との発表があり、今後仮想通貨を日常的に使う日が近いかもしれません。
またこのように企業から独自発行される通貨も増えれば、仮想通貨への見方も変わっていくかもしれませんね。
今後も大きく動く仮想通貨事情に大注目です。