AI活用といえば未来の世界だと感じている方が多い現代。しかし、AIはSNSと組み合わせることでマーケティングに役立てたり、業績アップにつなげることができるのです。
本日はSNSとAIを組み合わせた斬新なマーケティング方法を紹介したいと思います。
* キリンのSNSを使ったマーケティングがすごい!
キリン株式会社では<一番搾り>のマーケティング調査のため、TwitterおよびInstagram等のSNSを対象にしたソーシャルメディア調査を行なっています。
例えば、一番搾りの缶ビールを女の子が手に持ってBBQを楽しんでいる姿を写した写真があるとします。
その写真をInstagram上で投稿する際にあえて#一番搾りといったタグ付けは付けないことが多く、投稿内容も「BBQなう!」といった投稿になり、一番搾りのワードが出てくる可能性は少ないですよね。
よって、ワードや文字の解析だけではどのような消費者にどのようなシーンで飲まれているかは分析ができません。
そこでキリンではAIによる画像認識サービスを導入。投稿内に含まれる画像のうち一番搾りのラベルやロゴが入っているものを自動抽出してデータにしています。これにより、今までは見つけることのできなかった消費者の投稿を見つけ出し、「一番搾り」がどういった場面で飲まれているかの調査に役立てているそうです。
* SNS×AIで高まるマーケティング
大量なデータがないと活用が難しいAI。しかしすでに膨大なデータがあるSNSを利用し、企業の業績アップにつなげる動きはどこの企業でも利用しやすい傾向にあると考えられます。
AIを難しく考える前に、軽く一歩を踏み出すだけでAIの世界があなたの企業を変えてくれるかもしれません!