新興国に旅行に行くと高確率で巻き込まれてしまうのが…交通渋滞。
なんと、新興国の交通渋滞による経済損失は4兆円にもなると予測されており、東南アジアを中心とした国々では交通渋滞対策が大きな課題となっています。
そこで今交通渋滞解消の手立てとして注目されているのが、インターネットを通してモノとモノが繋がるIoTの技術。
タイの首都バンコクでは豊田通商がタイ国内の大学などと組み、渋滞予測をスマホで簡単に行えるアプリを開発しています。
開発中の「Tスクエア」は約13万台のタクシーやトラックに取り付けられた発信機から送られてくるプローブデータを処理して渋滞情報を得ます。現在実際に情報が得られる状況は70%程度だということですが、ここにAIによる補間を行って100%の渋滞情報を獲得しているとのこと。
タクシーやトラックに取り付けた発信機とスマホがIoTにより連動するシステムのようです。
渋滞予測が的確になれば出かける用事が決まった数日前から渋滞が予測できるようになるため、移動にかかる時間も明確になり、予定も組みやすくなりますよね。
ネットと繋がることでより便利な世の中になる
先日、IoTの危険性について書いた記事《IoTテロとは?映画名探偵コナンでも話題のあのテロの実態に迫る!》に大きな反響をいただきました。
IoTはテロなどの危険性も持ち合わせているものの、世の中はIoTを活用しより便利なものが浸透していく流れとなっていく様子。
便利なものと同時に危険性も受け入れ、快適なIoTライフを送っていきたいものですね。