「お値段以上、ニトリ♪」でおなじみの安くていいものが手に入るニトリ。
ニトリの物流倉庫に今AIロボットが導入され、ニトリの裏では革命が起きています。
あの安さの裏側にはどんなシステムが存在するのでしょうか?
本日はニトリがAI導入で作業効率5倍、人件費を大幅カットに成功した秘密にせまります!
“自ら考える”物流ロボットを導入したニトリ
ニトリが物流施設で導入したロボット「バトラー」はインド発のスタートアップ企業、GreyOrange(シンガポール)が開発したもの。この「バトラー」は、AIが自動で自らの棚の位置を考え、棚を無人で動かします。
こちらがバトラー。
ちょっと想像しずらいので簡単にこの「バトラー」を説明すると
AIが過去の出荷情報などを把握
↓
情報を基にAIが自動で最適な位置に棚を移動させる。
要するに、「この商品は使用頻度が高い」とAIが判断すれば倉庫の取り出しやすい位置に棚を移動させ、逆に「この商品はこの時期にしか使用されない」とAIが判断するとあまり使わない位置にAIが棚を移動させる仕組み。
まさに自ら考えるAIロボットで、物流倉庫の管理を担っています。
バトラー導入のメリットとは?
バトラー導入のメリットは物流施設の負担軽減と省人化、出荷時などに作業員が倉庫内を歩き回らずに済むことなどかあげられます。
このバトラーを導入したことにより作業効率は5倍にアップし、人件費も70%近くカットできたそうですよ!
今後の物流業界をAI女子が読み解く!
このように安さの裏には人件費カットや作業効率のアップなど企業努力が隠されているニトリ。ニトリのこのAI導入成功例からも物流業界では今後AIロボットの導入が進んでいくと考えられます。
ついに物流倉庫で働く人が消えていく時代が始まりましたね。今後物流現場で働く人の役割はAIロボットの管理やエラーが出た時の対処など今の物流倉庫での仕事内容とは大きく変わっていくと考えられます。
今後、どの企業や業界でも省人化に向けたAI対策が進んでいくいい例なのではないでしょうか。
今一度、自身の働き方についても見直していきたいですね!