現段階でわたしたちはどこまでAIに監視され、どこまで分析されているのか。
今回は店舗におけるAIについて調査してみました。
日本発!AIを活用して店舗の顧客分析をする会社ABEJAに資料請求をしてみた
AEONや伊勢丹、ゲオやコメ兵も導入していると噂のABEJAの顧客分析システム。
果たしてAIを店舗に導入することでどこまでわたしたちのことはデータ化されているのでしょうか。
実際にABEJAより顧客分析システムに関する資料を取り寄せてみました。
AIによる顧客分析システム活用で分析できることを5つピックアップ!
①カメラによって顧客の年齢、性別が自動的に読み取りデータ化できる!
通行者の顔画像を取得し、 ディープラーニングを活用した画像解析技術によって、年 齢・性別を高度に判別することができます。
私たちが歩いているだけで実は顔認証による分析がAIによっておこなわれているのかもしれませんね。
②新規顧客なのか、リピーターなのか分析ができる!
そうです、カメラによって画像認識されているので、リピーターなのか新規顧客なのかもAIが過去の顔認証データと照合し、分析ができるようです。
③顧客の動線や場所ごとの滞在時間がデータ化できる!
顧客が店舗内のどこを通っているか、どこに立ち止まっているかを定量的に把握できます。
わたしたちがどのような順番で店内を周り、どのような商品の前で立ち止まったのかもAIに監視されているということですね。
④通行人のデータもとれる
店舗に設置したカメラ・デバイ スから来店人数・通行人数を 正確に計測することが可能で す。
なんと、店内に入らなくても店の前を通るだけでもわたしたちはAIにカウントされていたのですね!
⑤接客時間や接客率など店員と顧客の接触についても分析ができる!
どれだけの確率で接客し、累計どれだけの時間を接客しているのか?今までなかなかデータ化しづらかったことまでデータ化することができます。
さらにすごいのはここから!
AIが課題を自動で発見し、施策を提案してくれる!
なんと、データを元にAIが店舗の課題を発見し課題に対する施策を提案してくれるのです。
データを解析することだけではなく、AIが施策の提案までもおこなってくれるなんて・・夢のようなツールですね。
これだけ店舗経営に協力してくれるツールならば、1店舗に1台が当たり前になる日も遠くはないかもしれません。
では、どれくらいわたしたちは監視されているのか?
現時点での導入店舗は50社で300店舗ほどとのこと。しかし、導入していると噂の会社は私たちがよく利用する大手企業ばかり。すでにわたしたちの日常にAIは入りこんできているのです。
くれぐれも、すでにあなたの行動は見られているということをお忘れなく、、。
この先、あなたはどうAIを活用していきますか?